
Author:YOKKO
Yokkoの奮闘ブログへようこそ!国際女優を目指して英語を習得すべくオレゴン州ユージーン市に留学したのが29歳(「YOKKOのユージーン便り」)。
それから2年半後、NY州アルバニー市に拠点を移し本格始動???と思いきやまだまだ遠い国際女優への道!英語の壁もなんのその、諦めません勝つまでは!どうなることやら。。。生活から思想まで、奮闘ぶりをお届けします!


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- YOKKO:October & November 2009 ~2009年10月&11月~ (12/12)





この一年、長かった。
オレゴンからアルバニーに転校した最大の目的は、、、
大学院受験に備えるため。
だったのだ。
なにせ、Actingで大学院行こうってからには、「訛り」は壁だったわけで。
オレゴン大学劇場演劇学部にはスピーチの先生が常勤していないけれど、
アルバニー大学劇場学部にはいる。(教授 ポール・リチャーディ)
そんなわけで去年の今頃アルバニー大学に転校してきたのでした。
11月から準備を始め、
1月からオーディションが始まり、
NYCとアルバニーを行ったり来たり。
教授や演出家、友人や他のキャストの支えで、なんとか乗り切った一年。
最後の最後、しかも卒業式の日に受けたオーディションで遂に合格。
しかも行き先はThe Actor's Studio Drama School MFA in Acting at Pace University(ペース大学 大学院、アクターズスタジオドラマ学部アクティング学科)俗に言うアクターズスタジオです。
田舎に行くことも考えていたのに、結局のところ、
NYC。
一年の大学院受験を振り返って、今思うこと。
周りに支えられて、助けられて、引っ張られて、
全ての出逢えた人々に、
感謝を感じる。
そして何よりも
家族の深い愛情と理解。
ありがたい、と心から思える。
頭を下げて心を込めて言いたい。
ありがとうございます。
一歩一歩、心も体も日進一歩。
精進精進。
そんなOne Step。

オーディション当日のエピソード♪(長いお話なのですっ飛ばしてもらってまったく構わないです。)
「奇跡のような日」
5月16日、この日は卒業式だった。
にもかかわらず、MFAオーディション。なんでやねん!という感じだけど、実は2回もオーディション日を変更していてもう変更ができなかったのだ。
一回目は2月28日。この日はコロンビア大学のオーディションとかぶっていた上に、コロンビア大学オーディションでは最終オーディションに残り、二日間朝9時から夜10時までオーディション(しかも両日日帰り。
なにせこの時期は舞台「アンティゴネ」のリハーサル中だったので。。。)そんな事情で3月28日に変更してもらったのだが
、、、この日も出演した「ダイナイシス祭」の最終リハーサル日で、変更
。。。。で、5月16日。
そう、5月16日は卒業式。
でもって5月14日に卒業パフォーマンスプロジェクト、SOLO SHOW「BALDY」(はげちゃん)を公演。
無論、その直前はリハーサルリハーサルリハーサル。
その上、最終試験中なので、論文提出、最終パフォーマンス試験が2つあり、劇場設計の最終プロジェクト提出日は5月13日・・・でも教授アンディが私にパフォーマンスに集中してほしくて、課題提出日を卒業式の日にしてくれた。
さて、お気づきの人もいると思うけど、、、、いったいぜんたいどこにオーディションのリハーサルをする時間があるのでしょう???
はっきり言って皆無!!
(下の文章飛ばしちゃって良いです。)
そもそもアクターズスタジオなんてそんな老舗に私が受かるわけないじゃーーんと思っていた。だってフロリダ州立大学も、ニュージャージー州立大学も留学生大好きのコロンビア大学だって落ちたのに、ねぇ。
そんな受かるか受からないか分からないようなオーディションに時間を割くのはもうまっぴらだった。
イエール大学、ブラウン大学も含めた計5つの大学院試験に落ちた私はもうへっとへと。
結果の分からないオーディションより、努力がきっちり形に表れる卒業パフォーマンスSOLO SHOW「BALDY」に力を注ぎたかった。
(学部中の教授を招待してたし。)そもそもなんでSolo Showをやろうと思ったかといったら、2月末のコロンビア大学のオーディションに落ち(コロンビアが最も合格に近かったので。)完璧絶望の淵に立っていた時、ふと「大学院」に行くなって事なのかな。って思い、もし、そうなら、大学院で必要とされる卒業課題を今少しでも取り組んでみてはどうだろうと思ったからだ。だからSolo Show「BALDY」はもしかしたら学生として最後の取り組める公演になるのかもしれない。私がここにいた証を、学んできたことを少しでも形にしたい。(舞台だから瞬間瞬間で消えていってしまうけどね。それでも経験や記憶は残るから。)そんなわけで優先順位があっさりできてしまって、オーディションは4番目に重要になってしまったのだ。(1、「BALDY」2、「課題提出」3、「卒業式」4、「大学院受験(オーディション)」)5健康/睡眠。ま、大学院は来年受ければいいかと。一年は小道具の仕事でもして。夏はシェイクスピア&カンパニーに行って大学院再受験の準備して。(シェイクスピア作品が弱点だったから。←そう、これがふと思うことだったんですね。前々回のブログでなぜシェイクスピア&カンパニーに行ったかをはっきり書かなかったけど、要は大学院受験の再挑戦のためだったわけです。ハイ。)じゃ、やめればいいじゃーん。と思う人もいるでしょう。だけど、なんといっても狭い世界。オーディションをすっぽかしなんてことしたら信用されない。今年受けなくたって来年受けるし、もしかしたらうちの学校から受ける子がでるかもしれない。私だけでなくうちの学部の信用にかかわるーーーー
だから這ってでもいかなくてはーーーー
と、単なる責任感だけでニューヨークまで日帰りの旅。
前日、学部で2時まで設計の課題。(終わらず。。。
優しいアンディは事情を察して二日期日を延ばしてくれた。)と、そのときまで私はオーディション課題はモノローグ2つ(現代もの、古典もの)だと思い込んでいた。だって通常他のMFAオーディションはそうだもの。
ところが!!夜中二時におうちに帰ってアクターズスタジオのホームページを見たところ、、、「シーンパトナーを連れてきてシーンを見せるように」とあった。
え!?
(数秒停止、その後何十回も見直す。)
さしもの私も(諦めることが大嫌い。)成す術もなく「あ、駄目だこれは」


と思った瞬間目に飛び込んできたのは「もしシーンパートナーが何らかの事情で来られない場合はモノローグでも可。」
なんとかなるか?なんとかなるのか?(自分の準備不足は棚に上げて。。。)
明朝5時起き、7時のバスに乗り、ニューヨークへ。
早めに着いて、事情(卒業式は夕方5時30分開始)を話し、オーディションの時間を繰り上げてもらえないかと交渉。ま、無理だったけど。
午後1時。私のオーディション時間。1時から1時半。(バスの時間は2時30分。アルバニーには5時15分到着予定。)しかし、前の子が長引いて結局1時10分。
いやもうーーオーディション受けずに帰ろうかと真剣に思った。
でも職員や教授陣がとても親切にしてくれて、焦る気持ちを抑えつつ待った。(顔に思いっきり出てたけど。
)
オーディション。いつもどおりやった。一旦部屋の外にだされ、俳優コースの主任エリザベス・ケンプが私の横に座り、「目の前にとても大切な人をおいて、その人に話しかけてごらんなさい。」と。
Yokko「難しいです。
」
ケンプ「どうして?話してごらんなさい。」
Yokko「私、芝居が一番好きなんです。
誰かを芝居以上に好きになったことがないんです。。。今ここに一人の人が浮かんでいるんですけど、それはきっとあなたが私に求めている人とは違うと思うます。。。」
ケンプ「誰なの?」
Yokko「お芝居の先生なんです・・」
ケンプ「いいわ。その人にはなしかけてごらんなさい。」
で、号泣ですわ。
その状態のまま、もう一度教授陣の前に連れて行かれて同じモノローグをやった。
で、その後、面接。頭の中は時間と卒業式でいっぱいのため、相手に媚びようとか、いい答えを出そうとかまったくせず、簡潔にすぱーーんと返答。最後の質問、「うちはかなり大変だよ。大丈夫なの?」という質問に、片手を挙げて「あ、私ものすごく頑張りやなんで、問題ないです!」と。教授陣大爆笑。
その後、会場を後にし、猛ダッシュ
で去ろうとしたその瞬間、一人の職員が部屋から出てきた。
「Yokko!!!」
「Yes?」
「YOU ARE IN!!」(あなた入ったわよ!)
(え?ユー アー イン? ってなに?)
おそらく私はとってもきょとんとしていたことだろう。
彼女は駆け寄ってきて、
「私たちはあなたを受け入れたわ!おめでとう!」と頬にキスしてくれた!
えーーーーー!?「あ、あの、教授たちに報告してもいいですか?」(半信半疑)
「しなさいしなさい!おめでとう!!9月に待ってるわよ!」
そして私は(バスの時間もあったので)、走り去りながら(走ってはいけない廊下を)、
「ありがとうございますーーーー!」と叫びながら(大声出してはいけない廊下を)、
走り去った。
バスの中で、ポール(私の教授)とエリン(大親友)に携帯からメールをした。
突然ポールから電話がかかってきて「おめでとーーー!!」と叫ばれた。
エリンとポールは二人で大学で叫んだらしい。
教授たちもみんな驚いて、喜んで抱きしめてくれた。
そんな一日。
そんなオーディション。
何が起こるかわからない。
そして、今週その学校が始まる。
公開☆私のお部屋。

オレゴン時代の友人あきこちゃんに再開!!

家族ときていたあきこちゃん。数時間あきこちゃんをおかりしちゃってすみませーーん。積もる話があって会話途切れず!!楽しかった!

オレゴンからアルバニーに転校した最大の目的は、、、
大学院受験に備えるため。
だったのだ。
なにせ、Actingで大学院行こうってからには、「訛り」は壁だったわけで。
オレゴン大学劇場演劇学部にはスピーチの先生が常勤していないけれど、
アルバニー大学劇場学部にはいる。(教授 ポール・リチャーディ)
そんなわけで去年の今頃アルバニー大学に転校してきたのでした。
11月から準備を始め、
1月からオーディションが始まり、
NYCとアルバニーを行ったり来たり。
教授や演出家、友人や他のキャストの支えで、なんとか乗り切った一年。
最後の最後、しかも卒業式の日に受けたオーディションで遂に合格。
しかも行き先はThe Actor's Studio Drama School MFA in Acting at Pace University(ペース大学 大学院、アクターズスタジオドラマ学部アクティング学科)俗に言うアクターズスタジオです。
田舎に行くことも考えていたのに、結局のところ、
NYC。
一年の大学院受験を振り返って、今思うこと。
周りに支えられて、助けられて、引っ張られて、
全ての出逢えた人々に、
感謝を感じる。
そして何よりも
家族の深い愛情と理解。
ありがたい、と心から思える。
頭を下げて心を込めて言いたい。
ありがとうございます。
一歩一歩、心も体も日進一歩。
精進精進。
そんなOne Step。

オーディション当日のエピソード♪(長いお話なのですっ飛ばしてもらってまったく構わないです。)
「奇跡のような日」
5月16日、この日は卒業式だった。
にもかかわらず、MFAオーディション。なんでやねん!という感じだけど、実は2回もオーディション日を変更していてもう変更ができなかったのだ。

一回目は2月28日。この日はコロンビア大学のオーディションとかぶっていた上に、コロンビア大学オーディションでは最終オーディションに残り、二日間朝9時から夜10時までオーディション(しかも両日日帰り。



そう、5月16日は卒業式。

でもって5月14日に卒業パフォーマンスプロジェクト、SOLO SHOW「BALDY」(はげちゃん)を公演。

無論、その直前はリハーサルリハーサルリハーサル。

その上、最終試験中なので、論文提出、最終パフォーマンス試験が2つあり、劇場設計の最終プロジェクト提出日は5月13日・・・でも教授アンディが私にパフォーマンスに集中してほしくて、課題提出日を卒業式の日にしてくれた。
さて、お気づきの人もいると思うけど、、、、いったいぜんたいどこにオーディションのリハーサルをする時間があるのでしょう???
はっきり言って皆無!!
(下の文章飛ばしちゃって良いです。)
そもそもアクターズスタジオなんてそんな老舗に私が受かるわけないじゃーーんと思っていた。だってフロリダ州立大学も、ニュージャージー州立大学も留学生大好きのコロンビア大学だって落ちたのに、ねぇ。







前日、学部で2時まで設計の課題。(終わらず。。。

ところが!!夜中二時におうちに帰ってアクターズスタジオのホームページを見たところ、、、「シーンパトナーを連れてきてシーンを見せるように」とあった。
え!?

さしもの私も(諦めることが大嫌い。)成す術もなく「あ、駄目だこれは」





なんとかなるか?なんとかなるのか?(自分の準備不足は棚に上げて。。。)
明朝5時起き、7時のバスに乗り、ニューヨークへ。

早めに着いて、事情(卒業式は夕方5時30分開始)を話し、オーディションの時間を繰り上げてもらえないかと交渉。ま、無理だったけど。

午後1時。私のオーディション時間。1時から1時半。(バスの時間は2時30分。アルバニーには5時15分到着予定。)しかし、前の子が長引いて結局1時10分。



オーディション。いつもどおりやった。一旦部屋の外にだされ、俳優コースの主任エリザベス・ケンプが私の横に座り、「目の前にとても大切な人をおいて、その人に話しかけてごらんなさい。」と。
Yokko「難しいです。

ケンプ「どうして?話してごらんなさい。」
Yokko「私、芝居が一番好きなんです。

ケンプ「誰なの?」
Yokko「お芝居の先生なんです・・」
ケンプ「いいわ。その人にはなしかけてごらんなさい。」
で、号泣ですわ。

で、その後、面接。頭の中は時間と卒業式でいっぱいのため、相手に媚びようとか、いい答えを出そうとかまったくせず、簡潔にすぱーーんと返答。最後の質問、「うちはかなり大変だよ。大丈夫なの?」という質問に、片手を挙げて「あ、私ものすごく頑張りやなんで、問題ないです!」と。教授陣大爆笑。
その後、会場を後にし、猛ダッシュ

「Yokko!!!」
「Yes?」
「YOU ARE IN!!」(あなた入ったわよ!)
(え?ユー アー イン? ってなに?)
おそらく私はとってもきょとんとしていたことだろう。
彼女は駆け寄ってきて、
「私たちはあなたを受け入れたわ!おめでとう!」と頬にキスしてくれた!
えーーーーー!?「あ、あの、教授たちに報告してもいいですか?」(半信半疑)
「しなさいしなさい!おめでとう!!9月に待ってるわよ!」
そして私は(バスの時間もあったので)、走り去りながら(走ってはいけない廊下を)、
「ありがとうございますーーーー!」と叫びながら(大声出してはいけない廊下を)、
走り去った。
バスの中で、ポール(私の教授)とエリン(大親友)に携帯からメールをした。
突然ポールから電話がかかってきて「おめでとーーー!!」と叫ばれた。
エリンとポールは二人で大学で叫んだらしい。
教授たちもみんな驚いて、喜んで抱きしめてくれた。
そんな一日。
そんなオーディション。
何が起こるかわからない。
そして、今週その学校が始まる。
公開☆私のお部屋。


オレゴン時代の友人あきこちゃんに再開!!


家族ときていたあきこちゃん。数時間あきこちゃんをおかりしちゃってすみませーーん。積もる話があって会話途切れず!!楽しかった!


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誉子、ひさしぶり!&
おめでとう!!!!!
すご~い。
もう一度、
おめでとう!!!!!
私は3カ月スペインに行ってて、日本に帰ってきたところだよ。
ふと、誉子のブログをのぞいてみたら、とっても素敵なお知らせがあって、私も嬉しくなりました♪これから楽しみだね。
引き続き、頑張ってね!
Chiaqui 2009.09.10(木) 10:19 URL [編集]
Chiaqui-さん!
私もChiaquiさんのブログ見ました!メールしたんですけど、戻ってきてしまったのでどうにか連絡できないかと。読んで頂けて嬉しいです!初歩から一歩一歩学びますーー。(いまだ英語の壁がなんといっても大きいし。。)
YOKKO 2009.09.10(木) 19:33 URL [編集]




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